咀嚼の大切さ

咀嚼の大切さ

2024/01/01

 

新年あけましておめでとうございます🎍

クリニックマネージャーの丸山です!

今年もなかおか歯科こども歯科をよろしくお願いいたします♫

 

 

さて、みなさんお正月はおいしいものをいっぱいたべたのではないでしょうか。食事の時に「よく噛んで食べよう」「1口で30回は噛もう」と言われたことはありませんか?

 

実はよく噛むということは、消化をよくするだけでなく、健康を維持するために様々なことにつながると言われています。

 

食べ物を噛み砕き、飲み込むという行為はリズミカルな自動運動と言われていますが、歩行と同じ神経回路を使用し発達させます。また、唾液の分泌では、消化液・ホルモン分泌の促進、快楽物質の分泌による安全性や幸福感の歓喜、脳の活性化などに繋がっているのです。

 

咀嚼は消化作用のみならず生命を維持するために重要で幅広い作用をもっているんですね!

 

しかし、近年では気軽に食べられるファーストフードの増加や健康補助食品、栄養剤、サプリメントの多様、朝食の欠食など様々な理由により咀嚼の回数が著しく減少していると言われています。

 

これらによる咀嚼回数の減少により先ほどの効果が減少するだけでなく、顔面頭蓋の発達不足により歯列不正や口呼吸、睡眠時無呼吸症候群、顎関節症などにつながっていきます。それにより言葉の発達に異常が出たり、お子さんは特に集中力の低下や学力の低下にも関わってきます。

また、咀嚼の回数が多いと幼少期の脳の発達を促進するという結果が出ている実験もあります。

 

たかが咀嚼と思いがちですが咀嚼回数の低下が負の連鎖により様々な弊害に繋がってしまいますね。

 

 

家庭では食べ物を水分で流し込まない、薄味の料理を多めにする、ながら食べはしない、歯ごたえのある食事やおやつを食べるなどぜひ意識してみてください!

 

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