なかおか歯科こども歯科　衛生士の籠崎です(^^)

寒さの中にも 少しずつ暖かい日差しが感じられるようになり、お昼のポカポカな陽気が春を感じさせてくれますねo(^▽^)o

今回はフッ素（フッ化物）についてお話しします(^O^)／

フッ素（フッ化物）は歯にとって最強の味方です！歯を強くして、むし歯予防には欠かせません。

そこで、フッ化物とはどのようなものでしょう？

『フッ化物』は私たちの身近な自然にある元素のひとつで、海藻や魚介類、お茶などの多くの食品に含まれています。歯や骨を作るために大切な役割を果たしており、歯の質を強くする効果があるので、世界各国でむし歯予防に用いられています。

では、フッ化物はどうして歯にいいのでしょう？

① むし歯になりかけた歯を修復します → 歯から溶け出してしまった「リン」や「カルシウム」が再び歯に戻ろうとする作用（再石灰化）を手助けします。

② 歯質を強くします → フッ化物が歯に取り入れられると、エナメル質が強化され、酸に溶けにくい丈夫な歯になります。

③ むし歯菌の働きを抑えます → むし歯の原因のひとつ、ミュータンス菌の働きを抑えます。

このような働きがフッ化物にはあるため、むし歯予防には欠かせないのです！ 当医院では、専門家による高濃度のフッ化物塗布だけでなく、家庭での低濃度のフッ化物『フッ化物入りの歯磨き粉・フッ化物洗口液』の利用をおすすめしています(^o^)

かつてフッ素は、こどものむし歯予防方法としてすすめられていましたが、現在では成人や高齢者の歯根のむし歯（根面むし歯）予防にも使われるようになっています。厚生労働省の「フッ化物洗口ガイドライン」では、４歳から成人、老人まで広く対象であることが示され、生涯にわたって歯に作用させることが効果的であると言われています＼(^o^)／ 当医院はフッ化物洗口液の販売を始めました！フッ化物洗口は『むし歯になりやすい方』『歯の萌出期の子供』『矯正治療中の方』『歯にかぶせ物が多い方』『歯根のむし歯になりやすい方』に特におすすめです。使ってみたい方、気になる方は是非、気軽に相談してください(⌒▽⌒)